海外のインターナショナルスクールで教える中で、日本の学校の教え方に違和感を感じるようになりました。もちろん、様々な学校の先生方がおられるので一概には言えませんが、少なくても日本の公立学校の教師だった私にはそう感じられました。日本では考えることを教えていない。
それに比べ、考えることを教えられている生徒からは次から次へとアイディアが生まれてきます。たとえ教師の質問に対して全くずれている答えが返ってきたとしても、教師はそれを否定せず、クラスみんなで「考えること」を共有していました。考えること、表現すること、これが生きるために必要な学力だと気がつきました。